スミレイタコマット
スミレイオイルマットを帯状にし、さらに自動屈曲構造※で浮力を高めた特許製品です。
|
製品概要
タコマットとは、長尺(あるいは万国旗)型マットのうちで、特に強い浮力と滞油力(油の流下拡散をとどめる能力)をもちオイルフェンスのように油を止めつつすばやく油を吸着することもできるものです。
一般の長尺(あるいは万国旗)型マットは 油を吸着すると極端に浮力が落ち、緩やかな流速でも水面下に沈下してしまいますが、スミレイタコマットは、浮遊活性炭化物「スミレイ」の強い浮力と「自動屈曲構造」のダブルパワーで、油吸着後でも秒速40cmを超える急流にさえ浮かび続け、油を吸着し続けます。
スミレイタコマットは流速の早い場所でもオイルフェンスのように浮かび続けて油の流下を止め、かつ油をすみやかに吸着できます。
油の流下拡散を止めながらスピーディに吸着回収したいとき
-
オイルフェンスを張ってからオイルマットをその上流に置く、というのが定石ですが、現場では一刻を争うことも、あまり手をかけられないこともあります。 スミレイタコマットが油を止める性能は可搬式オイルフェンス(オレンジフェンス)に優るとも劣りません。しかも少人数で展張でき吸着もスピーディです。
ダム湖や池に広がってしまった油膜をスピーディに吸着回収したいとき
繊維製の展張型マットは油を吸うと水に沈みやすくなります。また、油膜はくぐりぬけてしまいます。
可搬式フェンスは重すぎて引けません。
水面下に沈んでは油が乗り越えてしまいます。スミレイタコマットなら、小型ボートで引き回して油を集めつつ吸着できます。
※自動屈曲構造【特許】
万国旗型マットやロールタイプマットが水中に沈むのは最上流部に激しく水流がぶつかって水が乗り上げてしまうからです。最上流部の浮力を特に強めなければこの現象をさけることはできません。しかし最上流部にウキをつけては流れてきた油の吸着の邪魔になります。しかしもともと浮力のある吸着材が二段折りになればどうでしょうか。浮力は2倍になるとともに最上流部の吸着材が厚くなるので吸着もしやすくなります。このような折り返しが流速によって自動的におきやすくなるデザインが自動屈曲構造なのです。
規格・仕様
品名 | 寸法 | 荷姿 | 1箱の入数 | 1箱の油吸着量 |
---|---|---|---|---|
タコマット20m | 38cmx20mx1.1m | 大箱 | 1本 | 約44㍑ |
タコマット10m | 38cmx10mx1.1m | 小箱 | 1本 | 約23㍑ |
タコマット5m | 38cmx5mx1.1m | 小箱 | 2本 | 約24㍑ |